【書評?】誰とでも心を通わせることができる7つの法則
夏にテレビでやってる心霊番組ってあからさま胡散臭いんですが、ついツッコミながら見てしまいます。
そんな軽いノリで自己啓発本を読むとけっこう楽しい。
そんなわけでメンタリストでお馴染み、DaiGoの本が面白そうだったので買ってみました。
それがこれ。
93パーセント!半端・・・!
この半端さもメンタリズムなのかな?
タイトルにもある「誰とでも心を通わせることのできる7つの法則」のうちの一つ、「マーキング」に関するテクニックの名前が遊戯王カードの呪文みたいでかっこよかったので一部を紹介します。
そもそもマーキングとは?
日常のよくあるコミュニケーションの中に、本当は相手に訴えかけたい要点やイメージを、様々な形で相手に気づかれないように強調し、相手の潜在意識に語りかける方法。それが「マーキング」です。
「誰とでも心を通わせることができる7つの法則」p164より抜粋
営業回ってたりセミナー開いてる人なら参考になりそう。
でも友人がこんなこと考えながら自分と雑談してたらヤダ。
特定の単語を強調する「アナログマーキング」
ある一つの文章の中で、相手に伝えたい部分だけを強調する手法。
例えば、伝えたい部分だけ声の大小やトーンを変える。ちょっと声を大きくするだけで印象に残りやすくなりそうです。
他にも緩急をつけたり、間をあけたりするのも効果的みたいです。
3の倍数だけアホになるってギャグありましたよね。
あれも「アナログマーキング」です(違う)
沈黙を活かす「サイレントフォーカス」
サイレントフォーカス...!
名前がイケてるので身につけたくなります。
この「サイレントフォーカス」は何かというと、一定の沈黙を生むことで人を惹きつけ集中させる手法。
授業中に生徒がザワザワしていたとき、ずっとテンポよく話していた先生がちょっと黙ったら静かになったことがありました。
メンタリストは意外にも身近に存在しているのかもしれませんね。
相手を混乱させ隙を作る「コンフュージョントラップ」
あえて相手を混乱させ、自分の思い通りにコントロールする手法。
実際に使用例を挙げると、わざと相手のわからないような専門的な単語を並べつつ、理解してほしい部分をわかりやすい言葉で説明します。すると、そこの部分の印象が強く残り、内容を理解しやすくなるという算段です。
セミナー開いてそうな人って小難しい専門用語を並べてる印象あるんですが、聞き手を混乱させようとしてあえてそうしているのかもしれませんね。
ちなみに「コンフュージョントラップ」というのは僕が勝手に名付けました。
紙面では「混乱法」でした。普通。
最後に
いかがでしたか?
この本には他にも「全方位マッチング」や「イメージアセンブリリーディング」など興味深い単語が満載なので一読してみてはどうでしょうか。
心理学が好きなひとは純粋に面白いと思います。
それでは!